プロ野球チーム阪神の暗黒時代

現在はAクラスの常連で、優勝争いを常に演じている阪神タイガースですが、10数年前まで約20年近く低迷期を迎えていました。 1985年に日本一となり、2003年にリーグ優勝を果たすまでの18年を、阪神ファン、そして多くの野球ファンが暗黒時代と称しています。

要因としては、打撃の中心だったバース、掛布、岡田に続く選手が現われなかったこと、若手がなかなか育たなかったこと、外国人補強でほとんど失敗していたことなどが原因とされており、また緻密な野球ができず、エラーなどが頻発していたことも原因でした。 1999年に去年までヤクルトの監督をしていた野村監督、2002年にこちらもその前の年まで中日の監督をしていた星野監督を招聘し、血の入れ替えや度重なる補強、厳しい練習などを重ね、2003年ついにリーグ優勝しました。

以降、最下位に転落することなく、Aクラスの常連として頑張っています。 あの暗黒時代に戻してはならないという危機意識が球団内に強くあり、暗黒時代の教訓が活かされています。