巨人対阪神 松井秀樹 巨人在籍時

巨人対阪神と言えば、プロ野球の世界の伝統の一戦と称されて、話題が尽きない名勝負が繰り広げられてきましたが、松井秀樹も巨人在籍時には熱い戦いを繰り広げました。 ちなみに、松井秀喜と阪神との対決を語る上で欠かせない選手と言えば、何と言っても左投手の遠山です。

一般的に野球の勝負では、左バッターは左投手からヒットやホームランを打ちにくいと言われていますが、松井秀喜はこの遠山をかなり苦手にしていました。 遠山は試合の中で、ここぞと言う場面で松井秀喜を抑えるために交替でマウンドに上がり、試合は白熱しました。

苦手にしていたため、抑えられることが多くありましたが、まったく打てなかったわけではなく、2002年の試合では、8回裏、1点リードの場面でバックスクリーンに豪快にホームランを叩きこんだこともありました。 追加点が欲しい場面で苦手投手からのホームランは、正に4番の仕事と言えるもので、球場内は大いに盛り上がったものです。