オリックス・バファローズの受け継がれる伝説

オリックス・バファローズ

プロ野球パリーグ、オリックス・バファローズ、その前身は昭和の時代の、阪急ブレーブス・近鉄バファローズに遡ります。 阪急ブレーブスは、読売ジャイアンツのV9時代には、日本シリーズの大舞台で最強軍団・巨人軍の最大の好敵手としてパリーグに君臨し、数々の名勝負を繰り広げて伝説を作り上げてきました。

特に、王・長島に真っ向から勝負を挑む山田らの名投手の奮闘はファンの脳裏にいつまでも焼きついています。 一方の近鉄バファローズは優勝回数こそ阪急ブレーブスに大きく譲るものの、今もプロ野球史上に残る名シーンを助演しました。 それは、昭和54年11月4日の日本シリーズ対広島戦での出来事でした。広島のリリーフエース・江夏豊の「伝説の21球」です。

このシーンは、2014年にオリックス・バファローズVS.広島東洋カープが対戦した時に、思い出が再び蘇った向きも多いはず。 しかしながら、オリックス・バファローズの現在の戦況は、かつての阪急・近鉄を彷彿とさせるものかどうかというと、少々物足りないことは否めません。 新たな伝説を期待したいものです。

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