中日ドラゴンズの伝説について

中日ドラゴンズは東海地方で唯一のプロ野球チームとしてセリーグに所属しています。 優勝したシーズンのうち、印象的なシーズンとして思い出されるのが1988年の優勝です。

この頃の中日は1982年の優勝を最後に低迷しており、1987年から青年監督の星野仙一を指揮官に迎えてチームの意識改革にもつとめました。 1987年は2位に終わりましたが、1988年に広島との首位争いを制して6年ぶりのリーグ優勝を飾りました。 この年は燃える男星野仙一監督のエピソードが伝説としていろいろと語り継がれています。

チームが不振な時は怒ってベンチの扇風機を壊したという話もありますし、乱闘騒ぎの時は真っ先に飛び出してチームの闘争意識を高めたりしたのです。 この優勝を機に星野仙一監督は、プロ野球界に大きな影響を与える人物として注目されるようになったのです。 2013年には楽天の監督として自身初の日本一を経験しましたし、2000年代前半には不調の巨人の次期監督候補に名前が挙がったこともあります。